【新型コロナ肺炎対策】⑦水際対策で、日本の感染は免れられたのか?

新型コロナ肺炎対策シリーズ第7回は、ここまで書けなった他の論点です。。

●感染症アドバイザリーボードを作って会議をしましたから、その写真です。ちなみに、僕は事務総長です。
また、病院船推進議員連盟での写真です。

【⑨水際対策で、日本の感染は免れられたのか?】

●水際対策(空港や港での対策)失敗で、押さえ込みに失敗したという言説がありますが、そもそも押さえ込めるのか?と疑問です。

●潜伏期間が長いので、まったく元気に見える人(ご本人も元気いっぱいだと思っているので、スポーツも出来る。)でも、水際作戦が効果は、非常に限定的です。不顕性感染(症状ないけど、感染している人)が世界中にいるからです。

●仮に、完全な鎖国(中国だけでなく、世界の全ての国と1か月)をしても、1
か月後、鎖国解除した後には、上記の不顕性感染が多いから、普通に日本に入ってくるので、結局1か月ピークがずれるのみです。完全鎖国で、経済に大打撃を与えておきながら、1か月後に流行、ピークが結局やって来るのです。

●唯一押さえ込めるのは、中国が春節前の段階で海外に人の渡航を禁止した場合のみと思います。

中国がそれをしなかったのは、後にしっかりと検証しなくてはならないと思いますし、WHOもそこは指摘せねばならないと思います。

●勿論、感染ピークを遅らせることを目指して必要な対応はせねばなりません。中国全土からの渡航禁止はその最たる例です。

●しかし、それで感染を押さえ込めた、日本が感染から免れられたというものではないのではないと思います。

【⑩病院船について】

●もう一つ、今回の新型コロナ肺炎で注目された病院船について。

●私は、一期生の頃から事務局次長を拝命し、病院船推進議員連盟で活動させて頂いており、欧米の状況を考えても、日本が災害大国であることを鑑みても、病院船を導入すべきであると訴えてきました。

●ネックである費用も、安くやる方法があります。そのような中で、先日も当予算委員会で、厚労大臣は、「病院船の加速的に検討していく必要ある」と答弁、防衛大臣も、「検討していきたい」とおっしゃっておられます。

●私も、病院船議連での活動を加速させて、幹事長、総務会長、政調会長という、自民党の最高幹部である党三役を入れ、心ある他党の国会議員、公明党
井上義久先生などにもご出席頂き、先週に会議を開催しました。事務局次長として、引き続き、政府に強力に働きかけます。

●数回にわたって、書きましたが、論点が多すぎ、また通常の仕事をしながらなので、とても皆様にお見せできるレベルではないかと思いましたが、出来るだけお伝えしたいという想いで書きました。

●感染症専門医ではなく、医師歴も、臨床に集中していたのは5年の自分です。自分が書いて良いかの悩みがありましたが、自分など、少しでも真実を知ってほしいという想いで書きました。

●状況は刻一刻と変わります。既に古いこともあるかもしれません。どうか、医師から推薦を受けている医療関係者の情報は、信じて頂きたいと思います。

●最後に、この文章を作成するにあたって、医師仲間や、東京大学の医療政策人材養成講座の頃の仲間たちにお力を頂きました。ありがとうございます。

会議1

会議2

会議3