7月の活動のまとめ②

●前回のブログでも書きましたように、7月のまとめをさせて頂いています。

 

●7月は、自然災害も数多く発生しました。熊本南部の球磨川はもちろんですが、わが地元の愛知14区でも土砂災害や道路の寸断などが発生しましたが、復旧推進に全力を尽くしました。

 

●特に、旧富山村は、橋を渡ってすぐの大嵐駅の先でJR飯田線が寸断されたため、電車が不通になりましたが、JRに依頼し現在、早期再開に向かっています。また、通勤通学のため、なんとか一駅伸ばして朝夕一便ずつ増やしてもらうことにより、交通アクセスが格段にあがり、ひとまず不便を緩和させることができました。

 

●また、私は、7月は地元で診療もしておりました。やはり一人の医療従事者として、患者さんの気持ちに寄り添いながら、現場感覚を改めてしっかり実感するは重要です。

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●また、日本全体の対策として、感染拡大防止や社会活動再開とのバランスをいかにとるべきかを提言してきた私ですが、新出口戦略を改めて党本部で対策に関わる全ての議員さんや政府にプレゼンし、対策の推進を求めまています。

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●今回の感染拡大は、東京の夜の街からスタートし、それが東京では市中へ、そして地方の夜の街にも拡大をしました。そこから、さらに市中への感染拡大しつつあります。

 

●当初、東京の夜の街を止めて頂ければ、感染拡大は防ぐ可能性があることを指摘してきました。ようやく都知事には一定の方向性を出して頂きましたが、現段階になったことは残念でなりません。

●しかし、今回の感染拡大には、非常に嬉しいのですが、対策をするうえで悩ましいところがあります。それは、重症者が圧倒的に少ないことです。

●感染者数自体は、検査の拡大で、いくらでも変わりえます。もともと、4月の段階では、検査陽性者数の10~100倍は感染者がいるだろうと考えていましたので、検査が4月に比べて大幅に拡大させたことで、感染者数の変化はかなりあるわけです。

 

●こういう事態も考えていたので、私たちが提案した「新出口戦略」では感染者数は、現状把握の目安ではありましたが、決定的な基準ではなく、むしろ、命を守ることに直結する医療体制のひっ迫状況を基準にすべきと考えています。

 

●新型コロナの死亡率は決して高くありません。しかし、医療崩壊をすれば死亡率が数十倍や数百倍に跳ね上がるので、医療を崩壊させないことが、命を守ることに直結します。そして、無症状者や軽症者はホテル療養体制を十分に整えることが重要ですが、重症者は、本人の命に関わう上に、医療体制への負荷が最も大きく、そこが一番注目すべき点なのです。

 

●もちろん、感染拡大防止のガイドラインや新しい生活様式は徹底する必要がありますが、緊急事態の再宣言に関する考えは、医療崩壊の危機が基準となります。

 

●そういった意味で、7月31日に、政府の新型コロナ対策分科会(専門家による対策チーム)が、医療のひっ迫状況を重視して、基準を決め、手遅れになる前に、緊急事態再宣言発出すべきと示したのは、良かったと考えています。

私たちがこれまで主張してきたことが受け入れられました。

 

●その際に、更に重要になるのが、重症者数の今後の推計です。

●実は、4月の段階では感染者数や重症者、死者の推計が中国武漢のモデルしかなく、日本のモデルが無かったために、現実とは違った推計になっていました。

そこで、私達の出口戦略でも提案しましたが、推計モデルを日本の第1波(4月)のものを参考に作り直しながら、各都道府県にそれを分かるように提示して、東京アラートとか、警戒宣言とか、そういう話を都道府県自身も今後の対策を考えられるものにしようと訴え、実現しました。

 

●しかし、この4月を参考にした推計ですが、感染者数の推計はある程度は合っているのですが、重症者数については、この推計に比べて驚くほど低いのです。

 

●東京の7月1日の重症者数は10名でした。重症者数は、全て、病院できちんと治療されているので、感染の陽性者数と検査数のような揺らぎはありません。推計では、8月1日には重症者は100名近くになるはずでした。しかし、実際には15名です。

 

●ハイリスクな方が罹患していないというのが大きく、これは「新出口戦略」で提案したハイリスク者保護にもつながりますが、それだけで説明がつくよりも更に低い人数です。変異も指摘されていますが、確かなエビデンスはありません。しかし、最新のこの重症者数の推移だと、感染がさらに拡大しても、重症者の増加がかなり抑えられるのです。つまり、医療崩壊へのリスクもかなり低減することになります。

 

●冒頭にも申し上げましたが、命と暮らしの両方を守るのが、私の想いです。言い換えれば、医療と経済とも言えるかもしれません。国民の命は絶対に守らねばなりませんから、緊急事態が必要な時には、果断に決断をせねばなりません。当たり前のことです。推計も、今の状況を説明できるものにバージョンアップさせねばなりません

しかし、緊急事態の間、経済を止めても、暮らしが成り立つように、準備するためにも、そのタイミングまでは、新しい生活様式、感染拡大防止のガイドラインを徹底することが重要です。

 

●課題は数多くあり、政府の対策に対して、色々と強く指摘させて頂いておりますが、全ては、命も暮らしも守る為です。8月も全力を尽くします。