今日は、東愛知新聞に、インタビューを掲載頂きました。
コロナ対策シリーズ3回目は予防や民間物資についてです。
昨日は、新型コロナ肺炎そのものの特徴や検査について書きましたが、今日は主に、予防感染拡大について。とにかく、感染拡大を防ぐことが現在の最重要課題の一つです。
●マスクや、消毒液などの増産をさらにスピードアップさせます。
●最近耳にする「飛沫感染」と「接触感染」とは?
●感染防止の最良な手段は?
こんなことを書いてます。
【⑤予防、感染拡大防止、マスクなどの物資について】
●月に6億枚のマスクの超大量増産も、進むようになりましたが、市中にいきわたらせるためには、もっと必要ですし、消毒液なども増産体制がとられていますが、まだまだやらねばなりません。
●医療機関への優先的な物資支援は良いのですが、介護施設や障がい者施設、行政機関、
保育所や学童保育といった子ども達が関わる組織などへの物資支援も重要です。これらは、全て、先月の予算への質問で、政府を質し、スピードアップをさせました。
●ちなみに、皆様、マスクをする目的をどのようにお考えでしょう?
●今回のコロナウイルスは「飛沫感染」と「接触感染」です。※飛沫感染と空気感染の中間のような「エアロゾル感染」というものがありますが、専門家いわく「『飛沫が空気中で混ざり合ってエアロゾルを形成し、これを吸引して感染する』というもので、空気感染ではなく、飛沫感染に相当するものです。」
「飛沫感染」ということはつまり、くしゃみなどで飛沫が飛ぶ範囲(だいたい2mくらい)しかウイルスは飛ばない、ということ。
つまり、通常ではウイルスは空気中に飛んでないので、マスクは感染防御的にはあまり効果がないと言われています。マスクはむしろ、自分が感染しているときに「他人にうつさない」という意味で有効です。マスクで飛沫を飛ばさない、ということです。
●もう一つは、接触感染です。電車の吊り革、エレベーターのボタン、階段の手すり、スマホなど、人の手が触れることの多いところはすべて感染経路になりえます。ですが、最終経路はほとんどが「自分の手」です。自分の手が、自分の口や鼻に触れることで、自分に感染するのです。
こまめに手を洗う。