先週から今週にかけて、新型コロナ緊急対策第4弾、予算としては令和2年度第二次補正予算の議論が進んでいます。
これまでも、感染拡大防止の為に、自粛をお願いしている以上は、企業に対して減収補填が必要であり、大規模な補正予算が必要であるということで訴えてきた私です。
近々の動きをご報告すると共に、明日からの1週間が勝負の分かれ目ですので、全力を尽くす決意です。
(1) 持続化補助金
(2) 雇用調整助成金
(3) その他
の順番で書きます。
(1)持続化給付金
まず、自民党本部の商工業・中小企業の委員長として、史上初めて、民間企業に給付金をお渡しする「持続化給付金」についてです。
個人事業主の方も含めて支援できるので、これまでの商工業・中小企業だけでなく、農振水産業の方々や一人親方の方々、医療介護福祉保育施設、NPOも対象になります。
申請の徹底簡素化と審査給付の迅速化も、政府に強く申し入れていました。
しかし、いつも、私たち国民感覚の迅速さや簡素化と、霞が関の感覚が異なるので、心配していましたが、第一次補正予算成立後、数日後の5/1申請開始、さらに1週間後の5/8には給付開始だったので、出来るだけの努力をしてくれていると思っていました。
対象は、全部で150万社くらいと見込んでいましたが、2週間で約80万社が申請されたとのことです。
ただ、申請書が完璧なものは早く給付できているものの、申請書の不備や、申請書で確認しなくてはならないことが多い場合(例:銀行口座確認など)、審査が簡単に済むというわけではなさそうです。
IT・AIも活用しているそうですが、さすがに、ここまでですと、対応に限界が起きているようで、皆様には、「遅い」とお感じになられることもあると存じますが、彼らも連日連夜頑張っているので、更に頑張ってもらえるように、様々な工夫を提案したいと思います。
本当は、この持続化給付金を、粗利補償全般にして、大拡大が一番分かりやすくて良いのです。大拡大できるように頑張ります。
(2)雇用調整助成金
次に、経済で最重要な雇用所得についてです。世界各国の休業補償に当たるのがこの制度。
今回の二次補正予算の経済対策では、雇用調整助成金拡充プロジェクトチームの役員であり、主担当として活動しています。
写真は、会議で議論用に、資料にメモしている様子です。
まず、こちらも申請が大変すぎる、審査が遅いなどの課題がありましたので、雇用問題調査会事務局次長として、拡充と共に、ずっと簡素化や迅速化を訴えてきました。
確かに、休業補償って、ちゃんと証明するのに、色々な書類が必要です。(企業のみならず、社労士の皆様方、本当にありがとうございます)。持続化給付金の場合の売り上げと違って、働いている人は一人一人多様なので。
でも簡素化できることは簡素化しようということで、記載内容を5割削減したり、助成額算定の超簡素化、審査人員体制の充実などをしてきました。
結果、GWの前と、その最中(GW中もしっかり仕事してくれています)では、給付件数を10倍に増やすことも出来てきました。
しかし、まだまだ拡充するぞということで、
・上限緩和して15000円/日、月33万円/月(月33万円は世界最高峰のイギリスレベル)にする!
・助成率引き上げ:特に中小企業10割!
・個人を助ける新制度
などについては、実現できそうです。
更に、この特別措置を更に拡充するべく最後の最後まで頑張っていきます。
(3)その他
商工業、中小企業、国土交通、農林水産、地方創生、教育など、委員長や役員として、「資本性資金供給」「市町村支援となる新型コロナ対策地方創生交付金」「家賃補助」「子どもたちの支援」「農林水産業支援」など経済対策の大幅増に向けても努力しています。
子どもたちの支援は、高校時代から創設を訴えて、20年経って、ようやく創設された給付型奨学金がありますから、これを最大限活用しながら、バイトして学校に通っている高校生や大学生には、更なる支援拡大を進めていきます。
少しでも手厚い支援が皆さんに届くように全力を尽くします。
さて、今からは出口戦略のオンラインミーティングと、医療感染拡大防止の第二次補正予算提案の為のミーティングがあるので、頑張ります。
今枝のオンラインミーティング写真も貼ってみました。オンラインミーティングは会議室以外でも、周りに迷惑にならなければ出来るので良いですよね。
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