これまで約150名の国会議員の署名を頂き、多くの賛同者にお世話になり活動してきた総裁選に党員投票の実現する活動ですが、昨日、結論が出ましたのでご報告します。
最終的には総務会とその後の検討で決まったことですが、自民党本部でなく、各都道府県の自民党組織で党員投票を行って頂くことになりました。更に、その費用は党本部で支援するというものです。
何故、こうなったか、経緯を書きます。
まず、党大会で総裁を選出するには、党員全員投票を党本部が選挙人(投票できる人)を確定させて名簿を作成してから党員投票となります。
これは当然です。選挙人を選挙人の資格は2年連続で党員であることが規定となっています。2年連続の党員を確定させるという作業がかなり大変だそうです。なぜか、党員には地域党員と職域党員がおり、それぞれ別の入党の仕方があるのを突合するのが大変で、その作業に党職員がフル稼働しても2か月かかるとのことです。総裁選の日数が伸びるだけでなく、100万人の党員を管理する党の事務職員の労力の限界とのことです。
ちなみに、ここらへんの規定を変えるには、党大会が必要で、それこそ時間がかかってしまうとのことです。公党として、さすがに規定を無視できません。
安倍総理の体調や、新型コロナ対策で冬に備えるのに、さすがに2か月はかかり過ぎです。
そこで、両院議員総会の地方票に注目が行きます。地方票は、都道府県ごとに出しますが、これを党員投票を行って決めるという手法です。実は、都道府県ごとの党員投票の規定で2年連続で党員でなくてはならないというものは存在しないので、現状の党員名簿で、すぐに選挙人が確定でき、党員投票に時間がかからないとのことです。
故に、今回は、都道府県ごとに党員投票をしていただく、党員投票の費用は党本部から支援するということになりました。
勿論、今回の方向性は100点ではありません。私たち若手改革派の力不足です。もっともっと成長せねばなりません。しかし、150名もの国会議員と、地方の皆さん、女性の皆さんの力で、党員の皆さんに投票していただく機会を守ることだけはなんとかできました。ご協力・ご賛同いただいた皆様、本当にありがとうございます。
これからも一層精進致します。
リンクはこの件に関するニュースです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c71f373bad8b7aeb3c09cee9bd9d86a5355c7dbb
写真は、この件が掲載された地元新聞、朝日新聞です。