建物は古く、日本で4番目に小さい水族館でありながら、生き物への愛情にあふれるユニークな展示で注目を集めている「竹島水族館」。
最近、リニューアルオープンしたことも話題になりました。
竹島水族館は、年代問わず誰でも楽しめるように様々な工夫がされているので、ご家族での週末のお出かけ先にもぴったりです。
本記事では、そんな竹島水族館の見どころをたっぷりとご紹介します!
竹島水族館の見どころは?
①アイデア満載の展示の数々!
竹島水族館は、常時約550種類前後、約5000匹の生き物を展示しています。
海水・淡水どちらの生き物も展示されており、世界各地の珍しい生き物から地元・三河湾の生き物まで、多種多様な生き物たちを観察できます。
特に、深海生物は竹島水族館を代表する看板生物です。時期によっては100種類以上の深海生物が展示されています。その展示種数は日本トップクラスで、竹島水族館でしか見られない貴重な生き物も見ることができますよ。
参照:Aichi Now
生き物の見せ方にも工夫が凝らされています。狭い所が好きなカサゴの習性を生かした「カサゴマンション」や、キモチ悪さを逆手にとった「ウツボ軍団水槽」、美しいサンゴを様々な角度から観察できる「上からサンゴ」など、どれも見ごたえ十分です。
また、見られる生き物や展示は日々変化するため、来るたびに新たな出会いや発見があるのも魅力の一つです。
こうした充実した展示は、面白い生き物がいないか常に目を光らせ、来館者の反応を見てすぐに展示を改善するというスタッフの方々の努力の賜物です。
参照:Aichi Now
②2024年4月リニューアル!
2024年4月1日、竹島水族館は、展示の入れ替えと館内の改装を終えてリニューアルオープンしました。
人気の高い深海生物の展示水槽が増え、より見ごたえのある施設になりました。
また、コツメカワウソの展示も始まり、早くも竹島水族館の人気者となっています。
参照:Aichi Now
③日本一読まれる⁉解説プレート
すべての展示エリアには担当飼育員の手書き解説プレートが設置されています。
上司の校閲なしで書き上げられたユニークな解説が人気を博し、「日本一解説が読まれている水族館」としてメディアで取り上げられることもあります。
特に話題となっているのが、履歴書もどきの「魚歴書」です。どこからやって来て、どんな暮らしがしたいか、魚の気持ちになって書かれています。
面白くてためになる解説プレートは、お子さんと一緒に盛り上がれること間違いなしです。ぜひ生き物だけでなく、解説プレートにも注目してみてくださいね!
▲手書きの解説プレート | ▲魚歴書 |
④迫力満点!アシカショー
大人気のアシカショーは、10時半、13時半、15時の1日3回開催しています。(1回約15分~20分)
また12時前後、16時前後には、トレーニングの様子が公開されています。
スタンドが少し小さな造りになっているため、アシカの息づかいや体などもしっかりと観察できるほど近距離でご覧いただけます。
担当トレーナーによって行われる種目が若干異なりますので、何度見ても飽きないところもポイントです!
参照:蒲郡市竹島水族館公式Facebook
ファミリーで楽しめる工夫がたくさん!
①体験コーナーを楽しもう
「さわりんプール」では、タカアシガニやオオグソクムシ、イグリガニなどの深海生物に直接触ることができます。
複数の生き物が展示されていることもあるため、異なる肌触りを体感できる面白さがあります。触り方を守れば、お子さんでも安心して生き物を触ることができますよ。
また、「パクパクおさかなプール」では、100~300円でエサやり体験が楽しめます。
竹島水族館ならではの体験で、印象に残る思い出を作ってみるのもいいですね!
参照:がまごおりナビ
②お子さんが楽しめる工夫が満載
竹島水族館はお子さんに優しい造りになっています。
実は、竹島水族館の水槽のほとんどが低めの設定になっており、高い場所の水槽には踏み台が設置されているんです。
お子さんが自分で歩いてじっくりと観察できるので、お子さんをおんぶや抱っこしながら見て回る必要はありません。
③館内はすべてバリアフリー
誰でも楽しめる施設を心掛けている竹島水族館では、館内が完全バリアフリーとなっています。
また、バリアフリートイレ・おむつ替えシートの設置や、車いすやベビーカーの貸し出しも行っています。
基本情報・アクセス
基本情報
- 【所在地】〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町1-6
- 【開館時間】午前9時~午後5時
※最終入館は4時半となります。 - 【休館日】なし
※ただし、設備メンテナンスのため、6月に臨時休館する予定です。 - 【入館料】
■通常入館料:大人(高校生以上)900円、小人(4歳~中学生)500円 - ■蒲郡市民入館料:大人(高校生以上)500円、小人(4歳~中学生)200円
※蒲郡市民と証明できるものをご提示ください。 - ※障がい者手帳をご提示の方と同伴の方は上記金額の半額となります。
- 【年間パスポート】
■通常年間パスポート:大人3000円、小人1250円 - ■蒲郡市民年間パスポート:大人1250円、小人500円
※蒲郡市民と証明できるものをご提示ください。 - 【お問い合わせ】Tel:0533-68-2059
アクセス
東名高速道路「音羽蒲郡IC」より三河湾オレンジロード経由で約15分
国道23号線バイパス終点蒲郡ICより約10分
- 【駐車場のご案内】
・水族館前駐車場 約40台(無料)
・竹島園地駐車場 約200台(平日無料、土日祝日は300円、4月~5月・GWは500円)
※水族館専用の駐車場はございません。
■公共交通機関でお越しの方
JR東海道本線・名鉄蒲郡線 蒲郡駅南口より、バス「竹島遊園」にて下車で約5分、または徒歩で約15分
竹島水族館周辺の飲食店
竹島水族館内には食堂やレストランがありません。
再入館も可能ですので、周辺の芝生広場や海辺でお弁当を食べたり、付近の飲食店を利用したりするのがおすすめです。
特に、水族館から徒歩3分の場所にある「手打ちうどん やをよし」で食べられる「ガマゴリうどん」は蒲郡・竹島の誇る伝統の味です。
三河湾は、日本一のアサリの産地として有名で、その漁獲高は全国の約6割を占めます。「ガマゴリうどん」は濃厚なアサリ出汁の豊かな香りをお楽しみいただけるうどんです。
「手打ちうどん やをよし」だけでなく、様々な店舗で「ガマゴリうどん」は提供されています。店舗によってアレンジが異なりますので、そのお店ならではのこだわりの味をぜひ楽しんでみてくださいね!
参照:がまごおりナビ
その他、蒲郡市の飲食店の情報は蒲郡観光協会公式サイトからご確認ください。蒲郡市の飲食店まとめ
今回は、竹島水族館についてご紹介しました。
お子さんと一緒に楽しめる水族館となっていますので、ぜひご家族で遊びに行ってみてくださいね!