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2010-03-01

今枝、初めて医療に仕掛けます

東大の医療政策人材養成講座に入って8ヶ月!
とうとう医療に対する仕掛けを行います
場所は埼玉県志木市!
愛知県の犬山市と並んで革新自治体(国や県の言いなりでなく、独自に住民と対話し必要な市政をどんどん行っている自治体)として名を馳せた市が舞台です!
医療や病院というのは、日ごろは出来ればお付き合いしたくない対象です。ですから、例えば市が病院を持っていても、財政が厳しい昨今ですから、出来るだけお金をかけたくないと思うでしょう。
しかし、もし病気になったことを考えれば医療は何よりも大切なものに変わります。健康が人間の基盤ですから。
お金はかけたくないけど、もし何かあった時には十分な医療を受けたい。一見、相反する考え方が市民の医療に対する考え方ではないでしょうか?
しかし、多くの問題に直面し、「医療崩壊」という言葉まで随分広がってきた日本の医療。
このままでは地域として安心できる医療を保っていくことは難しい状況にきています。
一体、どんな医療がその地域にあったら、安心できるものとなるのか、その地の医療関係者・行政は勿論、そこに住む市民と一緒に考えてみようと思います。
医療の受け手であり、お金を負担している市民と一緒に。
第1回志木市地域医療フォーラムのお知らせ
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医療をとりまく環境は、
今、様々な問題を抱えています。         
いざという時、より良い医療が受けられるように、
医療制度について考えてみましょう。
本当に大きな改革は、
ひとりひとりの行動から始まります。
その動きが広がり始めて、あるポイントを
-5-
 超えたところから、急激に世界は変わり始めます。
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第1回志木市地域医療フォーラム
~あなたが動かす志木市の医療~  開催!!
このフォーラムは、市民一人ひとりが、自分たちの医療を理解することの大切さをお伝えするとともに、「市民が納得できる医療とは何か」を考え、議論していくことを目的としております。
本フォーラムを通して、市民の皆さんに医療を身近に感じていただき、ともに志木市の安心・安全な地域医療をお考えいただく機会となれば幸いです。
皆さんのご来場を心よりお待ち申し上げております。
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開催概要
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◆日時: 平成20年5月17日(土)13:00~15:30(開場:12:30)
◆会場:志木市民会館パルシティ2階 203・204・205会議室
http://www.sbs.or.jp/palcity/palcity.htm
◆定員:100名(当日受付け順)
◆お問合せ先:志木市立市民病院 医療政策部経営改革課
(担当:尾崎)
TEL 048-472-9211 FAX 048-476-2610
        E-mail shiki-hp@city.shiki.lg.jp
主催:志木市 
共催:東京大学医療政策人材養成講座第4期生 市民協働研究班
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第1部
13:05~13:45 
基調講演『知ることから始める医療~がんのひみつを知る~』
講師:中川恵一氏
(東京大学医学部附属病院 放射線科准教授、緩和ケア診療部長)  
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【内容】
今、日本人のおよそ2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡しています。世界一の長寿国は、世界一のがん大国でもあります。ところが、この国民病とも言える“がん”に対する知識や教育は、他の先進国と比べて遅れており、誤解や“ウソ”がまかり通っています。
放射線科医として、あらゆるがん患者の治療に携わり、セカンドオピニオンにも力を入れる中川恵一氏に、がんを通して、市民自らが医療について知っておくことの重要性をお話しいただきます。
【講師紹介】
1985年、東京大学医学部医学科卒業。2003年より現職。英文論文などによる学術発表の他、患者・一般向けの啓発活動にも力をいれている。
わかりやすい解説とアドバイスが、テレビ・講演等で人気。
主な著者には『自分を生きる』(共著)、『緩和医療のすすめ』、『ビジュアル版がんの教科書』、『がん!放射線治療のススメ』、『がんのひみつ』など。
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第2部
13:55~15:25
パネルディスカッション
志木市の医療を支えるパネリストたちによる討論会
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【内容】
志木市の医療を支えるパネリストが、それぞれの立場から「志木市の医療」の現状や取り組むべき課題、今後の目標や理想について討論を交わします。
会場の皆さんが医療政策に関心を持ち、安心・安全な地域医療を協働しながら考え、地域医療を支える行動のきっかけとなる場をつくります。
また、参加者からの意見等を志木市地域医療計画に考慮する機会にします。
【コーディネーター】
岩本 裕 氏 (NHK報道局科学文化部)
【パネリスト】
・村田 郁 氏 (朝霞地区医師会)
・原藤 光 氏 (志木市民)
・清水 久志 氏 (志木市病院事業管理者)
・長沼 明 氏 (志木市長)

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