コロナ肺炎対策シリーズ第6回は、幸田町に近い藤田医科大学岡崎医療センターについてです。
【⑧藤田医科大学岡崎医療センター】3/7
●そして、新型コロナウイルスの患者さん達が、搬送された藤田医科大学岡崎医療センターに関連です。これは、僕が先日、衆議院で予算が可決する前、政府に質問しましたので、その内容をお届けします。
『この病院は、4月に開院予定でしたが、既に工事などは完了していた状態でした。
そのような中で、政府から岡崎市には事前連絡があったものの、近隣自治体や地元の医療・介護・福祉関係者には連絡もなく、当然ですが、地域の方々は強い強い不安を感じておられます。
ウイルスの詳細な実態が分かっていないことから来る、恐怖感もあるでしょう。
何故、突然、うちの地元に来るんだというお怒りもあるでしょう。
ですから、地元住民や自治体、医療関係者からの要望に、真摯に対応することは、どうしてもやってもらわねばなりません。
医療従事者が使う感染防護用の資材などについて、地元自治体にしっかり届けることで、地元の方々の安心に繋げることが、国に求められる役割だと考えます。
幸田町、岡崎市から、救急搬送に当たる隊員用の感染防御物資の支援を行うよう、厚労省に要請が上げてもらいました。また、近隣の医療・介護・障がい者施設、学校や保育園・幼稚園なども特に心配されていますから、民生用のアルコール消毒液、マスクといった物資も優先的に支援してほしいと思います。
近隣小学校や近隣地域の支援、県職員などの派遣、急変患者の受け入れ医療機関の確保も岡崎市からの要望で上がってきています。
また、今後、消毒などを徹底的に行い、ウイルスの心配なく、4月の開院は予定通りお願いしたいと思います。』
●以上、僕が予算に対しての質問ですが、政府には、しっかりと受け止めていただき、対応していただくことになりました。
●また、民生品が本当に不足しています。3月からは月に6億枚生産することになりましたし、政府備蓄も医療・介護・福祉・子育て施設からにはなりますが、民間に開放するよう検討させていていますし、また、海外からのマスク輸入も一社一社お願いしており、僕の身近でも進めてもらいます。マスクの買取価格も低すぎることが分かりましたから、これも徹底して質しました。
●そして、藤田医科大学は、4月開院ですから、その前には徹底消毒をせねばならないので、3月半ばには、少なくともコロナの患者さんが全員退院しなければなりません。僕から強く申し上げて、来週には、全員退院して頂けると思います。
●写真は、新型コロナウイルス肺炎の検査であるPCR検査が私の指摘通り公費負担と検査の大規模拡大決定なされましたが、実際に検査するのに、医療機関で何が行われているかが、分かりやすく描かれているイラストです。
●なんと、私が医学生時代だった頃に、名大医学部で診察や問診を指導頂いていた鈴木富雄現大阪医科大学教授が描いてくれました。こんなに絵心からおありとは知らなかったですw
●「最近の各種報道では、「検査件数を抑えることで感染者数を少なく見せかけようとしている」、「実態を見えなくするために、検査拡大を拒んでいる」といった趣旨の、事実と異なる内容の記事が散見されますので、参考にして頂ければと存じます。