【専門家と医療系国会議員による新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの動き】
最近、提言を書きまくっていることや、新型コロナ対策関連で、いくつものプロジェクトチームが重なっており、ブログまで落ち着いて書くことが出来ず、誠に申し訳ございません。
後述する医療系議員感染症対策アドバイザリーボートは事務総長として、会議、打ち合わせのみならず、提言作成、党本部の会議で強く訴えたり、様々な方々への説得などをやっています。
医師国会議員としては、このアドバイザリーボードだけでなく、超党派の医師国会議員の会、国民の医療を守る議員の会など様々な医療関係の組織、更には、若手改革派として、経済対策関連も多くの会議体があります。
そのほぼ全てで実質的に提言を作成したり、上記のような説得、要望、訴えなどしており、マルチタスク(いくつもの仕事を掛け持ちでやること)を15歳からやっている僕としても、なかなかに大変な日々を過ごしています。
しかし、これまで、アドバイザリーボードでの勉強会や会議についてお話してこられなかったので、今日は書かせて頂きます。
医師出身の国会議員は少ないのですが、歯科医や薬剤師、看護師や技師さんたちなどを加えると30名弱くらいにはなります。これら、医療に知見のある国会議員と感染症専門家、肺炎治療の専門家、医療や保健の専門家などをお呼びして、毎週2回会議をやっています。
アメリカのように感染症対策の司令塔であるCDC
があれば良いのですが、日本には残念ながら存在しないので、及ばずながら、対策本部だけじゃ手が足らないので、僕たちで頑張ろうというわけです。
僕はその中で、事務総長をしており、ロジ(事務的運営)は大隈先生にお願いして、提言の内容や、医療関係者、学会、政府、党本部との対応などそれ以外の、中身の取り回しをやっています。
中身に集中させてくれる大隈先生には、本当に感謝です。
その中で、下記のようなことを勉強し、議論し、提言しています。
中身は後日詳しく書きますが、西村新型コロナ対策担当大臣、加藤厚生労働大臣に提言し、実際に、かなり動きそうです!
医療系国会議員 提言の項目
●新型コロナウイルスとたたかうヒト・モノ・体制の確保
●新型コロナ患者を受け入れる医療機関等への支援
●医療機関(新型コロナウイルス肺炎治療に赴く全国の医療関係者が勤務)等への休業減収対策
●生活支援施設、歯科、薬局、介護施設、福祉施設、保育施設、学童保育、教育機関などの支援。
→補正予算で、大きく支援してもらえそうです。
●医療用材料(マスクやガウン、アルコール消毒など)の至急確保。
→政府だけで、医療・介護・福祉・保育・教育機関に既に3700万枚確保。さらに1500万枚も今月中の確保、目途がつきました。
愛知県については先行配送をしてもらい、現在、6割程度が完了しています。
学校関係には加えて、約3000万枚を確保の目処が立ち、順次お渡ししていきます。
ここまでで8200万枚。更に1億枚確保できそうになってきていますが、国民の皆様向けにするにしても工夫が必要です。
●感染拡大防止策としての国会のオンライン化
●上記のことに加え、財源となる基金・交付金を創設して、ワクチン・治療薬・会検査法の開発を一気に進め、日本版CDC創設に繋げる。
→補正予算での実現に向けて最終調整中です。
これら全てを実現化させねばなりません。一つ一つがとても重く大変ですが、全力で頑張ります!