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EV一辺倒の次世代自動車の流れに反転攻勢!
2023-03-08

EV一辺倒の次世代自動車の流れに反転攻勢!

【EV一辺倒の次世代自動車の流れに反転攻勢!】

昨日は、事務局長等役員を務めている合成燃料推進議員連盟や、MaaS・CASE推進議員連盟などを開催し、自動車産業の未来を考え、変えていく一日となりました。
以前から、予算委員会でも何度も質問もさせて頂いていますが、カーボンニュートラルを実現していく自動車は、電気自動車だけはありません。
日本の強みがあり、雇用も支える内燃機関を守りながらも、カーボンニュートラルを実現できる合成燃料があります。
今は政府目標が2040年ですが、5年前倒しをすべきと必死に政府に訴えています。

その中で、EUは電気自動車一辺倒だったのですが、その流れが変わってきました。
ドイツとイタリアは2月28日、2035年までにEU域内で販売される乗用車および小型商用車の新車を全てゼロエミッション車(ZEV)とする法案を巡り、現行案のままでは支持しない意向を明らかにしました。ポーランドとブルガリアも反対姿勢を示し、法案成立が難しくなりした!

この法案は、新車の二酸化炭素(CO2)排出量の平均値を乗用車では対21年比で55%、LCVでは同50%減らし、35年までに100%削減することを義務付けるもので、同年以降は事実上、ガソリン・ディーゼル車などの内燃エンジン(ICE)車に加え、ハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の新車も販売できなくなります。
ドイツが今回、合成燃料「e-fuel」のみで走行するICE車の新車登録が許可されない限り、法案を支持しないと表明しました。
これは大きいです。

昨日採決するはずだったのですが、このままでは否決されるということで、採決も延期になりました。

合成燃料を、国際標準にもなっていくよう、強く訴えていきます!

今週金曜には、国会質疑にも、その観点で質問をやりますので、その準備も頑張ります!

#電気自動車
#カーボンニュートラル
#自動車産業
#雇用対策

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