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【トークンを3分で理解】意外と知らない仮想通貨との違い
2023-11-19

【トークンを3分で理解】意外と知らない仮想通貨との違い

以前にNFT(ノンファンジブルトークン)についての記事を公開しました。

しかし、そもそもこのNFTの「T」にあたる「トークン」、仮想通貨や暗号資産の文脈で使われることが多いイメージはあるけど、結局何なんだっけ…?

そのような疑問をお持ちの方も多いのではないかと思います。

そこで、今回は、トークンとは何なのか仮想通貨の種類混同しやすいトークンと仮想通貨の違いなどについて、要点を絞って、簡単に・分かりやすく解説していきます。

ぜひ一緒に学んでいきましょう!

↓こちらの動画でもわかりやすく解説しています
YouTube:【トークンとは?】意外と知らない仮想通貨とトークンの違いついて

仮想通貨やブロックチェーンの世界でよく聞く「トークン」とは?

以前投稿した、NFTについての記事の中で、NFTは「非代替性トークン」の略だと解説しましたね。

その際には、トークンを「貨幣のようなもの」として説明しました。

もう1度トークンの定義を確認すると、「象徴」「証拠」「記念品」「代用貨幣」などの意味があります。

「トークン」は一般的に仮想通貨や暗号資産の文脈で使われることが多いキーワードですが、

身近な例で言うと、楽天ポイントやAmazonポイントのように、「お金の代わりに使えるもの」は広い意味でトークンだと言えます

そもそも仮想通貨にはどんな種類があるの?

さて、トークンが仮想通貨の文脈で使われることが多いとは言いますが、そもそも仮想通貨にはどのような種類があるのでしょうか。
下記に一例を紹介します。
これらは“広い意味で”トークンの一種と言えるものです。
<仮想通貨の例>
・ビットコイン
・イーサリアム
・リップル
・ライトコイン
・ポルカドット
・ネム
・モナコインetc
仮想通貨のイメージ

混同しやすい!トークンと仮想通過の違いについて

さて、先程仮想通貨を「広い意味ではトークン」と説明したにには理由があります。

「トークン」と「暗号資産・仮想通貨」は、よく混同される言葉ですが、実は、厳密には両者は別の意味を持っています

暗号資産・仮想通貨には、基礎となる独自のブロックチェーンが存在しますが、

トークンは既存のブロックチェーンを間借りする形で発行されます。

ブロックチェーン・・・
ネットワーク上にある端末同士をダイレクトに接続し、暗号技術を用いて取引の記録を分散的に処理・記録するデータベースの一種です。
参加者の中に不正を働く者や正常に動作しない者がいたとしても正しい取引ができることが特徴です。

つまり、ご紹介した「ビットコイン」や「イーサリアム」などの暗号資産・仮想通貨は

独自のブロックチェーンを持ちますが、

対する「トークン」は、これら既存のブロックチェーンを活用して作成・発行・管理されます

この点で区別されて使われることが多いのです。
ノートパソコンのキーボードと鎖と南京錠

トークンから予想する未来の姿

これまでは、お金を軸に、経済は作られてきました。

コンビニでおにぎりを買う際には150円を払い、新幹線に乗る時は10,000円を払うのが普通でしたよね。

しかし、今後は、バーチャルな空間を前提として、

暗号資産やNFT等のトークンを活用した新たなサービスの創業や、消費活動、資産形成環境が成り立ち、

「トークン経済」が発展していくことが予想されております。

個人、法人問わず、様々な人が独自にトークンを発行・保有して、経済活動を行う。

そういった世界が当たり前になっているかもしれませんね。
仮想空間のイメージ

関連リンク

YouTube:【トークンとは?】意外と知らない仮想通貨とトークンの違いついて

注目のキーワード解説:NFTとは?活用例、私達への影響や懸念ついて簡単解説!
Web3.0事業環境整備の考え方|経済産業省

↓ぜひ関連するYouTube動画もチェックしてみてください!↓
YouTube:【NFTって何?】Non-Fungible Token(非代替性トークン)についてわかりやすく解説します!

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