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2013-01-14

厚生労働省のレク

レクとは、官僚の皆さんから説明を聞き、意見交換をする会議のことで、国会議員の政策に関わる大切な仕事です。今回は厚生労働省医政局(地域医療再生を司る部局)から補正予算についてお聞きしました。
大きな論点は2つです。
1 地域医療再生基金の積み増し 500億円
地域医療を再生させる最も強力な予算が地域医療再生基金です。
当初は、財務省からもう出せないと言われていましたが、昨年末の自民党の厚生労働部会で私から崩壊しかかっている地域医療を再生させる為に全力を尽くすという発言をさせていただき、このような額が出てきました。
10億円×47都道府県で割るという考え方になるかもしれませんが、医療の厳しい地域に投入するものですので、もっと応援していきたいと思います。
2 二次救急病院の耐震化推進 406億円
災害拠点病院という大病院(三次救急といって地域の最後の砦)は90%が耐震化されていますが、日常の救急を担う二次救急病院はまだ耐震化が進んでいません。
大震災が起きれば医療の必要性は一気に増しますが、その際に、二次救急病院が機能しなければ多くの命を救うことができません。一病院7億円を想定し、57病院をまず行おうとしています。
これも何百という病院がまだ耐震化が出来ていませんから、まだまだ推進しなくてはなりません。しっかりと応援していきたいと思います。
年末の厚生労働部会で、私が主張したことを受けてきちんと考えてきてくれたヤル気のある官僚の皆さんには感謝です。
さあ、ここからは国会議論!様々な側面で地域の医療再生の為に頑張ります!

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